「黎明即起」

たかしな司法書士事務所の司法書士 諏訪部です。

 

中国の清の時代(1616~1912)の末期に曽国藩(そうこくはん)という官僚がいました。

太平天国の乱を鎮圧し、中国近代化への道に先鞭をつけた人、といわれています。

大変な努力家で、また、人格者でありました。

曽国藩が残した言葉の中で有名なものに「四耐四不」があります。

「冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、激せず、躁(さわ)がず、競わず、随(したが)わず、もって大事を成すべし」というものです。

また、私が好きな言葉として「黎明には即起し、醒めてのち霑恋(てんれん)するなかれ」(しらじらと夜が明けてきたらすぐに起きて、寝床の中でぐずぐずするな)があります。

なかなか実行できませんが、昨年の12月14日の早朝、霧が立ち込める中で朝日が昇るころ、幻想的な光景を見ました。

早起きは三文の徳?

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